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いきいきライフをサポートする 岐阜県キャンプ協会

Camping ぎふ

機関紙3月発行

   はじめに
             岐阜県キャンプ協会
             会長 鹿島 昌幸

早いもので岐阜県キャンプ協会が発足して20年になりました。役員の皆様が一昨年から記念になる事を・・・・。計画した一つが記念誌を手作りで・・・・と云うことで現在準備をしています。

次年度には、会員皆様のお手元にお届けできると思います。

 思い起こせば、発足以来諸々な事業を実施してまいりました。八百津町で実施したカヌー活動では、初めてのカヌーで歓喜した参加者。そして、県内に普及させた竹筒で作る「竹めし」づくり。その他実践した項目の一端を記してみましょう

 皆様の中には、「アーッ、この時参加した」と思い出される方もいるでしょう

    東農地区でのファミリーCamp

 〇餅つき大会での「あんころ餅」づくり

 〇昆虫採集でカブトムシやクワガタムシを見つけた時のよろこび。  

    西濃地区藤橋での冬季事業としてスノーシューで散策。そして、イグルー作りで楽しんだこと。

    まだ県内では普及していなかった頃にダッヂオーブンを使用した野外料理教室を開催したこと。

 このようにして、岐阜県キャンプ協会はファミリーを対象に県内各地で事業を展開し、キャンプの普及活動をしてまいりました。これらを実施できたのは、皆様方指導者のご指導とご協力があったからこそ行うことが出来ました。

 そして、現在では、キャンプ器材も30〜40人くらいのテント泊キャンプも可能となりました。その大きな「力」となったのは私たちの親団体である(公益社団法人)日本キャンプ協会より毎年希望により贈られてくる「日本宝くじ協会」よりのテントです。

 これらの器材貸し出し事業も実施してきました。

 今後も、諸々な事業を実施致しますが、これには指導者の皆様のご協力が不可欠なのです。ぜひ、研修会(BUC事業)にはご参加していただき、ご意見をお聞かせください。


 


 







3回御嵩町ヒトトキノアカデミー  活動報告

 113日に、御嵩町北山で、ヒトトキノアカデミー第3回が開催されました。当日は、好天に恵まれ、昼間は汗ばむ陽気で、里山の色づく紅葉を楽しむことができました。キャンプ協会からは3名派遣して、520日の第1回と同様にダッチオーブンを使ったローストポークの調理を担当しました。

水土里基地拠点に到着後、早速火おこし。可茂森林組合の方から地産の炭の差し入れ30キロを2袋をいただきました。参加者と一緒にポーク塊にハーブ入りアルペンザルツで下ごしらえを作りました。玉ねぎは皮をむいて切らずに丸ごと入れ、じゃがいもの芽を取り除き、ニンジンも水洗いして3分割くらいに大きく切りました。

ダッチオーブンにオリーブオイルをたらして、充分に温まっていることを確認してから、肉塊を入れて表面を焼いて肉汁を閉じこめました。いい香りが周りを包みました。肉をいったん取りだし、セロリを敷いてから肉を真ん中に置きます。中には、肉塊ダブルで入れたものもあり、周りにはすき間のないほど野菜をつめてふたが閉まらないほどになった家族もありました。参加した親子はとても楽しそうでした。

ダッチオーブンのふたを閉じて、待つこと40分。できたてを協会のメンバーで切り分けて各自の皿に分け、横で協会員が野菜を切り分けて添えました。すると、すぐに順番待ちの列ができました。食欲の秋なのか、シニア女子グループの食欲が旺盛なことにビックリ。野菜が足りなくなるほどでした。ハーブ入りアルペンソルトをふりかけた肉も一切れ残らずの好評でした。

   原始の火おこし体験は、好奇心旺盛な子どもを中心に集まりました。説明もそこそこに、思い思いに道具を持ち出して挑戦。煙があがると、大きな歓声。うゎ、もうすぐ火がつくのではと、火種を移すためにほぐした麻ひもを取りにくる始末でした。でもなかなか火種ができずに、ダッチオーブンできあがりの40分が過ぎて、終了ぉ。お腹いっぱいとなったのち、また道具を借りにくる子もいて、関心の高さがわかりました。

  片付けをして、全体写真を撮ってあっという間に終了時間となり、参加者とハイタッチして別れを惜しみました。

 



  



編集後記

スウェーデントーチをご存知ですか? 丸太をチェーンソーで縦に切り目を入れ、中心に着火すると炎が燃え上がるのです。キャンプの原体験そのものですよ。ぜひ、会員皆様もチャレンジしてみてください。キャンプを取り巻く道具の進化はめまぐるしいものがあります。次々と新しいものが作り出されてきます。そんな中、キャンプの原体験そのものもきっと新鮮な感動を味わうことができると思います。


ゆるキャンというアニメ動画をご存知でしょうか。『ゆるキャン△』は、あfろによる日本の漫画作品で山梨県周辺を舞台に、キャンプ場でのリクリエーションや野外調理などといったアウトドア趣味の魅力と、それを身の丈に合った範囲で満喫する女子高校生たちのゆるやかな日常を描かかれています。読めばキャンプに行きたくなる。行かなくても行った気分になる。そんな新感覚キャンプマンガの登場です。そして、なんと出演しているキャラクターには皆さんには身近な岐阜県の地名が出てくるのです。各務原なでしこ ・志摩リン・斉藤恵那 ・大垣千明・犬山あおい ぜひ、ご覧ください。

 






キャンプインストラクター養成講習会

 キャンプインストラクター養成講習会を2月3日・4日と25日に岐阜市少年自然の家で2名の参加者で開催しました。

研修に参加して
  
大 橋 高 明

 今日3日間の研修を通して一番心に残ったことはキャンプの意義です。時代はますます個人主義となり、キャンプ自体も個で楽しむ、オシャレに楽しむことがクローズアップされています。

しかし、キャンプ活動の持つ力は単なるイベントやレクリェーションではなく子どもたちや時に大人の成長に大きく影響を与えるものであり、よりよい生き方を指し示すことのできるものであるとご教授いただきました。

研修は、協会の皆様から丁寧に行っていただき、生活面でも多くのご配慮をいただき、3日間を快適にまた、とても楽しく過すことができました。

ありがとうございました。

キャンプインストラクター 養成講習会を通じて 
内 藤 佑 亮

普段は愛知県でキャンプをしていることもあり、今回のインストラクター養成講習会はいつものキャンプでは感じられない新鮮な経験がたくさんありました。キャンプで使う基本的な技術そのものはどこであっても大きく変わることはないと思いますが、一緒に過ごす人や環境でキャンプは大きく変わってくるんだということを改めて感じ取りました。

 技術や知識はもちろんですが、そういったいつもと違った環境の中で受けた刺激というのが大きな財産になったと思います。

 ここで手に入れたスキルや新しい人とのつながりを大切にして、今後の自身の活動に生かしていきたいと強く思います。

 また岐阜でキャンプをすることもあると思いますので、その時はよろしくお願いします。3日間ありがとうございました。

キャンプの対象

 野外炊事

 非常災害時の炊飯

キャンプと歌

ロープワーク

 テント設営実習  







 お久しぶり会 実施報告

 岐阜県キャンプ協会主催「お久しぶり会」を121612時から名鉄岐阜駅前の魚民で開催しました。

岐阜県キャンプ協会をもっと元気にするためにどうしたらよいのか、皆さんのアイデアやお考えなどを聞かせていただきました。参加していただいた方は、スタッフを入れて総勢12名でした。

参加したSさんは、クラフト名人で何でも作ってしまう人です。また、郡上踊りの名人で三味線を抱えて仲間とともにイタリアへ行ったそうです。また、Tさんは山登りが趣味で近くの山をたくさん登ったそうです。Aさんは、スポーツ用品の会社に勤務しておられ、最近のアウトドアやキャンプについて動向を聞かせていただきました。

2時間という時間は会員同士の話に花が咲いて、あっという間に過ぎてしまいました。そして、まだまだ話し足りない参加者は、岐阜駅近くのモスバーガーで二次会が始まり、さらに話し合いが深まりました。みんな、それぞれに活躍されていることをうれしく思いました。









藤原岳に登ってきました(単独山行)
岐阜県キャンプ協会理事 坪 田 守 泰

 春まだ早い217日、低山と云えども藤原岳は1,140mの冬山(雪山)です。天気予報は曇り一時晴れ。山頂付近は風速20mとコンディションは悪そうです。

この藤原岳は全くの初めてですが、ネットで情報を収集して準備万端です。装備は冬の雪山に備えてアウターシェルの上下、保温材入りの登山靴にアイゼン・ワカン。今回はホームセンターで売っている厚手の耐油ビニール手袋に百均のフリース手袋の組み合わせで合計500円です。これなら雪に触れても浸みることはありません。試しに使ってみることにました。

勿論、予備の保温材入りの手袋も持参しています。急斜面や岩稜帯はなく比較的登りやすい山なのでピッケル・ヘルメットは必要ありません。

610分に大貝戸駐車場に到着。日の出前にもかかわらず10台ほどが止まっていました。既に出発したのか、それとも寝ているのか・・・

小生は640分に登山届をポストに入れて出発しました。4合目までは雪もなく快調です。4合目を過ぎたあたりから登山道には凍った雪がこびり付き5合目を過ぎるころには一面真っ白です。

途中滑りそうになりながらも何とかアイゼンも付けずに8合目に到着。ここでアイゼンを装着。ここからは少し急登もあり、ワカンも使用することなく小屋(藤原岳山荘)に到着しました。

途中はチラホラ雪が舞っていましたが、この辺りまで来ると全く環境が変わってしまいました。ホワイトアウト状態で、視界は50mぐらいでしょうか。下山途中の登山者に山頂の様子を伺いましたが、危険なので引き返してきたとのことでした。

取りあえず休憩のため小屋に入ると、ひとり50代と思しき先客が何やら食事をしているようでした。この人は何度か登ったことがあるようで、今日はどうしようか迷っているようです。後から上ってきた人が、小屋にも寄らずに山頂へ向かっていったので、折角来たのだから山頂を踏まなければと小生も後を追うように出発しました。

地形図とコンパスで方向を確認して出発しましたが、視界も悪い上にトレースもなく、これはやばいかも・・・と思い、もう一度地形図を確認しようと戻りかけたころ、先ほど小屋にいた御仁と出会い、GPSを持っているとのことなので一緒に山頂に向かいました。

雪が凍っているのかアイゼンがよくかかり、なだらかな斜面で歩きやすい状態です。山頂(展望台)は風が強いせいか雪は少なく、ところどころに岩が露出しており、この日は顔に雪が当たって痛いほどでした。天気が良ければ眺望抜群の山頂でしょうが、全く景色は見えません。

エビの尻尾など観察す間もなく先客の御仁に遅れること50m、下山を開始しましたが、見る見る姿が見えなくなってきました。急いで後を追いましたが、どうもコースから外れてふかふかの雪原を進んで行くようです。追いついて方角が違うのではと呼び止め、御仁のGPSで確認をしたところ、明らかにコースから外れています。こう云う場合は、迷ったところまで戻るのが鉄則です。

何とか迷いながらも遭難することなく、無事小屋に到着しました。(運が良かったのかなぁ・・・)小屋では10人ぐらいが休憩していました。ほどなく追い抜いてきた御池岳までテン泊縦走する6人パーティのグループが到着し、この先どうするか思案していました。この小屋は避難小屋で無人ですが、宿泊はできます。最悪この小屋で止まれば安心です。

行動食を摘みながらコーヒーを流し込んで小屋を後に下山を開始。途中大勢の登山者とすれ違い、無事1140分駐車場に到着しました。5時間の山行でした。

今回の教訓は、天候が荒れた雪山は低山と云えども無理をしないことが一番だと身に染みた一日でした。