本文へスキップ
いきいきライフをサポートする
岐阜県キャンプ協会

活動報告activity report

2012年10月27日28日 お泊りCamp 秋の味覚とお月見会

10月27日・28日、揖斐川町生命の水と森の活動センターで「2012.お泊りCamp 秋の味覚とお月見会」があり親子で参加した。子どもにとっては、初体験がいっぱいで、たくさんの感動をもった思い出に残る2日間でした。干し柿づくりから始まったが、包丁を使った皮むきは初めて。むき終えた柿は、もとの半分くらいのおおきさになってしまった。つぎに、いがに入った大きな利平栗を見るのも触るのも初めて。いがは、ちくっと痛かった。いがから栗の実を取出し、ダッチオーブンで20分焼いた。ほくほくの焼き栗を割るのも包丁。表面がつるっとしていて悪戦苦闘した。ほじって食べた栗の味は格別だった。
 夕食は、シチュー。ここでも、包丁で野菜を切る。たまねぎ、じゃがいも、にんじんと細かくサイの目に切るが、大きくなったり、小さくなったり。いつも食べるお母さんのようにはいかない。鶏肉を細かく切るのが難しかった。米を研ぐのもやったことがない子どもばかり。とぎ汁を捨てる時に一緒に米まで捨てる始末。コッヘルも初体験だったが米の芯が残らず、おこげもできずふっくら上手に炊けた。自分で作ったシチューを一口食べて、「うまい」「今まで食べたことのない味やぁ」と大満足。鹿嶋シェフが腕をふるった特製スパイスの味付け肉の塊がダッチオーブンで焼き上がると、目がテンになった。そして、切り分けるごとにすぐになくなっていく有り様。子どもの旺盛な食欲にビックリ。

     
 
食事の後は、藤橋天文台へ出かけた。今春、新しく入れ替えした先進的光学式投映システム「メガスターUB」ですばらしい星空とデジタル投映システム「トリビュー2000」の描く宇宙を、川本さんの本格的な説明で楽しんだ。11月14日に豪州(オーストラリア)で見られる皆既日食、11月17日、日本で観察できる流星群の話で、ますます天体に興味をもった。そのあと、曇空の流れる雲の間際をねらって、口径60pの反射望遠鏡でお月見。13日夜でほとんど満月に近い月だった。120倍で初めて月面クレーター、白鳥座一等星デネブを見て、素晴らしさに感動した。
 ランプの明かりのもと、テントの中で秋の夜長の語らいでも参加者とスタッフが一つになって楽しいひとときを過ごした。鹿嶋会長は、子どもたちから師匠≠ニ慕われ、子どもたちが考えて作ったテントでのお化け屋敷に招かれるほどだった。
 翌朝は、あいにくの雨だった。朝食づくりでは、師匠のオニオンスライスの包丁さばきに驚き、キャベツの千切りに挑戦した。ロールパンを包丁で割って、キャベツ、ソーセージをのせて、アルミ箔で覆い、牛乳パックに入れて、火を付け、ホットドッグを作った。少し焦げたけど、温かくて全部食べてしまった。そして、師匠が最近作り始めた自家製「カスピ海ヨーグルト」も登場した。前夜まではとろみがなく食べられるか心配したけれど、朝にはりっぱなヨーグルトになっていた。はちみつを混ぜて食べた。
 朝食の後、雨天のため親子で運動会はできなかったけれど、クラフトづくりを楽しんだ。野アさんの手先の器用さに驚いた。わずか幅が1cm、長さが20cmの1本の結束テープを細かく3つに切り割り、見る見る間に折り曲げて完成したバッタは見事だった。あっという間の充実した2日間だった。初体験の連続であったが、マロン(秋の味覚)を堪能し、ロマン(星空)を満喫したキャンプだった。

キャンプ協会会員 柳 映行